キャスト

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お詫び

2014/11/19実装の新マターボード「EP3-2 創りだされしものへの追憶」によって世界情報が改変されてしまいました。
よって旧世界におけるキャストという種族を知りたい者の為にだけ本項は提供されるものであり「現在」の情報ではないことを
ご了承頂きたく、お願い申し上げます。


概要

キャストに赤ん坊の記憶は無い。

基礎的な善悪を学ぶ幼少期。自我と社会との確執、制限と希望の葛藤、恒常性(si)と変革(トランジスタス)の相反に悩む思春期。
それらの過程を経ず、成人個体として生産されるのである。
龍族の輪廻思想に神秘性を感じるのならば、むしろキャストの論理生殖は神秘を超えて脅威である。


キャスト生命発症のプロセス

キャストの誕生は、心理回路(モティブ・サーミスタ)のアクティベートの瞬間がそれにあたる。

アクティベートの具体的な過程は以下の通りである。
2種以上の配偶子プログラムを遺伝アルゴリズムによって交叉させる。
マスターコードの継承(インヘリタンス)は、コンポジション集約に該当する。
スーパーコード、サブコードに細分化されたプログラミングの汎化・特化が繰り替えされ、統計学習のニューラルネットワークに
セルオートマトンを離散的計算モデルの微小構造として生成し、近傍セルと爆発的な情報交換が走りだす。
これが「プログラム」ではなく「思考」と定義してよいかは数百年の議論の余地がある。
そしてテロメアにも似た単位データのルーティング回数制限によって、
電子的なバイナリーデータの超光速通信はいつかは停止する事になり、これがキャストの寿命となった。
シリコン回路とバイオ回路のハイブリッド。電子神経と有機神経のクロック周波数は10.0PHz以上のX線に近い高速通信が行われる。
これは超容量メモリと超光速プロセッサにより可能となっている。
記憶と思考の無限化は論理的には実現可能であり、
超人間的知性の誕生や、精神クローン、群知能による組織思考などが実現されるかと思いきや、
3次元思考の内側に閉じ込められる為に、確率的拡散の最適化が限界となるようで、
自然とそれはヒトの限界と似た思考能力に落ち着くのであった。有機生命と半無機生命、方式は違えど、
この宇宙においては自我は平等と認知されている。


キャストの人権と社会的保障について

数多の銀河を探索するオラクル船団において「根拠に基づいた政治(EBP:evidence-based Politics)」を用いる場合、
リスクを伴う判断を決定できないという欠点を持つことになる。
約138億年(10兆年説有り)の年齢を持つと言われている宇宙に対して、人類は10億年程度の測定技術しかなく、
他惑星の植民化の是非を完全なる根拠から決定しようとするならば、
法案一つ通すにも10年はかかると言われている。故に、プラグマティズム(実用主義)的判断が最終的に選択されることが多い。
その為、なんらヒトと変わらない思考が可能なキャストの人権を認めないとするのは
非効率であるという風潮は容易に生まれるのであった。
また、キャストの生命を生み出す為の計算は常時走っているのだが、自我が発生することは非常に稀であり、
個体が無限に増える事も無い。
出生率からしても、ヒューマン、ニューマン、デューマンと並び、生活に激変をもたらすような事も無く、
そのキャストならでは個性を生かして社会に貢献するのである。

キャストの生誕の管理は「人口動態社会保健情報部統計課」と呼ばれる政府機関で行われる。
これは「会計検査院」と並ぶ、唯一の内閣に対し独立の地位を有する組織である。
この組織は、エネルギー省、厚生労働省、科学技術省、銀河労働者局など、キャストの労働力を見込んで利権を奪い合った結果、
仲良く痛み分けをして完全独立の組織が立ち上がったという経緯がある。
虚空機関が生まれた経緯と酷似しており、人類社会の「誰かが一つ抜きん出る状態を嫌う癖」は深く根付いているようである。
とにかくも、キャストが政府管理の元で出生を制御されており、
個々に独立した成人として誕生し、誕生と同時に就職をし、生活を維持する、その仕組は営々と続けられているのであった。


多種族との混血について

生命工学博士アキ教授の考察によれば、キャストの遺伝情報は有機的な遺伝情報と組み合わせる事は論理的にありうるということだ。
非キャストの有機遺伝情報をキャストのマスターコードに組み込んでみたり、
その逆に有機生命のDNAに、有機モデル化したキャストゲノムを培養しての受精もまた可能。
ヒューマン、ニューマン、キャスト、デューマン、どの「器」に対しても
「生命の酒(エリクサー / 変異コアセルベート / L.C.L.等とも言う)」を注ぎ込めば、それは「誕生」と読んで差し支えないらしい。
我々の文明として生命倫理的にはまだ受け入れる事が難しい分野である。
キャストと非キャストの混血種については公式においてその報告例はまだ、無い。


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後天的機械化施術

後天的機械化施術 (Acquired Castanize Operation) とは、ヒューマン、ニューマン、デューマンの脳殻をキャストの外骨格内に移植し、キャストへの種族転換を行う超高難度超高侵襲 (生体内の恒常性変革をもたらす) 手術の事である。前項にある多種族混血理論は、あくまでもアクティベート (誕生) 前の論理生殖において特殊な過程を用いる場合であり、アクティベート後に異種族生体移植で起こりうる拒絶反応、感染症などは起きない。しかし、脳殻(Astral Donor) から受給体 (Recipient Skeleton) への移植は、全く異なる規格同士の結合であり、有機回路のネクローシス (壊死)、サイトカイン (制御信号ノイズ、免疫クロック同期不全、代謝フォトン循環異常、外殻応力の弾性率低下) の大量発生を防ぐ必要がある。


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  • 最終更新:2014-10-24 17:56:29

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