ホウセンカ

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概要

ホウセンカは、惑星ウォパルに自生する鉱物植物である。二酸化硫黄を含む花粉を放出しこれを吸い込むと、気管支喘息、気管支炎などの障害を引き起こす。0.5 ppm 以上でにおいを感じ、30-40 ppm 以上で呼吸困難を引き起こし、100 ppm の濃度下に50~70分以上留まると危険。400 ppm 以上の場合、数分で生命に危険が及ぶ。500 ppm を超えると嗅覚が冒され、むしろ臭気を感じなくなる。高濃度の地域に短時間いるよりも、低濃度地域に長時間いる場合の被害のほうが多い。


保護生物

ホウセンカは IUCN (惑星自然保護連合) が定めるところの特定惑星限定棲息生物に認定されており、無闇な捕獲・採取を禁じられている。
自然保護カテゴリーとしては天然自然保護等級2種になり、以下の通りの保護を行わなければならない。

  • 現在のそして未来の世代のために一つあるいはそれ以上の生態系の完全環境を保護すること。
  • 私的利用もしくは地域の保護目的に反目する土地所有を排除すること。
  • 精神的な、学術的な、教育的な、レクリエーション的なそして訪問などの機会ための土台が提供されていて、
    それが環境的にそして文化的に矛盾していないこと。

アークス船団は他惑星との文化交流を大義名分としてる為、侵略意図が無いことを強く主張し、慎重な対応と厳格な法律が定められる。
国際問題を防ぐ為に、現地自然保護には徹底した厳罰主義が数百年間、貫かれている。
しかし、惑星ウォパルは全域において、フォトン係数異常障害防止規則によるダーカー侵食の指定危険地域でもあり、
アークス限定であるがこれの破壊を許可が下りる事も多く、むしろエマージェンシートライアルで積極的な駆除をする為、矛盾を指摘する声もある。

一般惑星開拓従事者が故意・過失にかかわらず、ホウセンカの包葉にヒビの一筋でも入れたとすると、これは犯罪扱いとなる。
初犯ならほぼ執行猶予はつくものの、5年以下の懲役又は100万メセタ以下の罰金が課せられ、他惑星への就労ビザも停止となる。


アークスの戦闘保険

全アークスは戦闘保険への加入義務がある。アークス活動の全てにおいて、その個人が受ける物損、人身、共に労災扱いで処理がされる。
必要な裁判も全て代理人が行い、宇宙法の例外事項として手続きがなされる。つまりホウセンカを破壊したとしても無罪放免となるのだ。
アークス自身の負傷には傷病手当も出る。退役したアークスにも生涯適用となる。
アークスの特殊な戦闘保険以外に、こういった自然保護特約の条項は存在せず、アークスの数多くの特権の一つとして治外法権が認められている。


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  • 最終更新:2014-06-07 02:47:15

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